うっちー

都内に通う就活前の貧乏大学3年生です。お金ないなりに日本各地を旅しています。貧乏でも冒険心があれば旅ができることを伝えるブログです。よろしくお願いします🤲

東京の離島 八丈島part2

 

こんばんは!uです。

 

前回の八丈島旅は、竹芝桟橋を出港してから三宅島を経由して、八丈島の底土港に到着したところで、終わりました。

 

今回は、到着後に行った観光地を巡る様子をお伝えしていきます。よろしくお願いします🤲

 

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まず最初に向かったところは、あるホテルの廃墟です。こちらは八丈オリエンタルリゾートと言われるホテルがありました。

 

施設内に入ると罰せられるとの情報があるので、外からの撮影のみにしました。こちらのホテルは現在、テレビなどの撮影で使われているそうですが、昔は、新婚旅行などの観光客で賑わっていたそうです。

 

廃墟となると、なんか寂しい感じがします。。。

 


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フェリーが到着した底土港です。少し晴れ間が見えたので、港からの景色を撮影しました。

 

透明度の高い海が目の前に広がっていて、本州では見ることができない景色を見れました。梅雨の時期は雨が多いので、少しでも晴れ間が見える時には、海の景色を見ることをオススメします。


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底土港付近には、洞窟のようなものがいくつか見られるところがあります。写真の洞窟は、太平洋戦争時に掘られた人間魚雷回天の発射場跡です。

 

関東地方にある唯一の基地として、使用されていましたが、実際に発射された記録は残されていないそうです。また残った回天は、爆破して処理されたそうです。

 

中に入ると、爆破した際の回天の破片があるそうですが、洞窟内の立ち入りは禁止のため、見ることができません。ですが、入り口辺りには、当時のものと見られる鉄製の破片が落ちていました。


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車で少し移動すると、珍しい石垣を見ることができます。その名は玉石垣です。形が玉のようになっていて、足を積み上げて作ったものです。

 

この石を運ぶと、食料と交換できるということで、昔の流人らが運んだとされています。地震が来ても、耐えられるほど頑丈に作られていると言われています。


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曇っていますが、こちらの橋は逢坂橋です。都道215号線が通っており、坂上地区と坂下地区を結ぶ主要道路の1つとして、利用されています。

 

元々は、山に沿って道路が作られていましたが、転落事故があったりして、問題を解消するために東京都が新たに橋を建設し、道路を開通させました。

 

こちらから見る景色は、八丈島を代表する山々と、天気の良い日には、太平洋を一望できるスポットです。

 


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八丈島は自然がいっぱいなところで、山々に囲まれているところに、ちょっとした小道があり、その道を通っていくと、普段本州にいる際に見ることができない植物が多くあります。

 

この小道を通っていくと、ある場所にたどり着きます。


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奥へ進むと、滝が見えてきました。こちらは裏見ヶ滝です。八丈島の観光地としてたくさんの人が訪れている場所です。

 

滝の裏側から水の流れを見ることができるので、人気を集めています。

 


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都道を進んで行くと、急な下り坂が多くあり、その途中に、登龍峠といういろは坂的な曲がりくねった坂があります。坂の付近にはちょっとした休憩所があり、島を一望できる場所があります。

 


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残念ながら、山には霧がかかっていたのと、天気が良くないため、うっすらとしか港が見えませんでした。

 

ですが、梅雨の時期とはいえ、この時期にしか見ることのできない光景があるので、その分美しさを感じることができました。

 


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お昼過ぎになると、羽田空港から飛行機が飛んできた音がしたので、八丈島空港に行きました。

 

地方空港なので、そんなに大きくはありませんが、とてもこじんまりしていました。展望デッキに上ってみると、常に強風が吹いていて、飛行機の運行が大丈夫なのかと率直に思いました。

 


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飛行機は羽田空港に行く便が1日に3往復あり、本数はそれほど多くありませんが、1時間ほどのフライトで到着することができます。

 

この八丈島空港は、太平洋戦争期には日本軍の飛行場として、零戦の離発着をする重要な場所でした。

 

そのため、滑走路は戦闘機が飛べるほどの長さになっており、実際の旅客機が離陸する際、エンジン全開のロケットスタートをして飛び立つ光景を見ることができます。

 


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空港を出た後は、海岸沿いをひたすら移動し、南原千畳岩海岸にやってきました。

 

八丈富士が噴火した際に流れ出た溶岩が海に溜まったことで作られた自然の海岸です。最近では、CMのロケ地として使用されたことで、話題になりました。

 

たくさんの鳥がいるので、食べ物を持って行く際は、注意しないと大変なことになることが予想されます。

 


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海岸付近に安土桃山時代の武将、宇喜多秀家とその妻の銅像がありました。

 

流罪になったことで、この八丈島に来たと言われており、最後まで島で生活をしていたそうです。

 


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この日、最後に観光した場所として八丈植物公園です。こちらでは、キョンに出会えることで有名な公園であり、その他にも島の特有な植物や、島に生息する昆虫の紹介などがされています。

 


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植物公園内を撮影してみました。南国特有の植物が多く、首都圏に住んでいるとめったにみることができない貴重な体験をしました。

 

本土から約290キロほど離れた八丈島では、自然に囲まれた素晴らしい景色を見ることができ、もっと長い時間をかけて見たい島です。

 

 

今回で島の滞在1日目が終了です。次回は、島の滞在最終日をお伝えしていきます。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。