東京の離島 八丈島part2
こんばんは!uです。
前回の八丈島旅は、竹芝桟橋を出港してから三宅島を経由して、八丈島の底土港に到着したところで、終わりました。
今回は、到着後に行った観光地を巡る様子をお伝えしていきます。よろしくお願いします🤲
まず最初に向かったところは、あるホテルの廃墟です。こちらは八丈オリエンタルリゾートと言われるホテルがありました。
施設内に入ると罰せられるとの情報があるので、外からの撮影のみにしました。こちらのホテルは現在、テレビなどの撮影で使われているそうですが、昔は、新婚旅行などの観光客で賑わっていたそうです。
廃墟となると、なんか寂しい感じがします。。。
フェリーが到着した底土港です。少し晴れ間が見えたので、港からの景色を撮影しました。
透明度の高い海が目の前に広がっていて、本州では見ることができない景色を見れました。梅雨の時期は雨が多いので、少しでも晴れ間が見える時には、海の景色を見ることをオススメします。
底土港付近には、洞窟のようなものがいくつか見られるところがあります。写真の洞窟は、太平洋戦争時に掘られた人間魚雷回天の発射場跡です。
関東地方にある唯一の基地として、使用されていましたが、実際に発射された記録は残されていないそうです。また残った回天は、爆破して処理されたそうです。
中に入ると、爆破した際の回天の破片があるそうですが、洞窟内の立ち入りは禁止のため、見ることができません。ですが、入り口辺りには、当時のものと見られる鉄製の破片が落ちていました。
車で少し移動すると、珍しい石垣を見ることができます。その名は玉石垣です。形が玉のようになっていて、足を積み上げて作ったものです。
この石を運ぶと、食料と交換できるということで、昔の流人らが運んだとされています。地震が来ても、耐えられるほど頑丈に作られていると言われています。
曇っていますが、こちらの橋は逢坂橋です。都道215号線が通っており、坂上地区と坂下地区を結ぶ主要道路の1つとして、利用されています。
元々は、山に沿って道路が作られていましたが、転落事故があったりして、問題を解消するために東京都が新たに橋を建設し、道路を開通させました。
こちらから見る景色は、八丈島を代表する山々と、天気の良い日には、太平洋を一望できるスポットです。
八丈島は自然がいっぱいなところで、山々に囲まれているところに、ちょっとした小道があり、その道を通っていくと、普段本州にいる際に見ることができない植物が多くあります。
この小道を通っていくと、ある場所にたどり着きます。
奥へ進むと、滝が見えてきました。こちらは裏見ヶ滝です。八丈島の観光地としてたくさんの人が訪れている場所です。
滝の裏側から水の流れを見ることができるので、人気を集めています。
都道を進んで行くと、急な下り坂が多くあり、その途中に、登龍峠といういろは坂的な曲がりくねった坂があります。坂の付近にはちょっとした休憩所があり、島を一望できる場所があります。
残念ながら、山には霧がかかっていたのと、天気が良くないため、うっすらとしか港が見えませんでした。
ですが、梅雨の時期とはいえ、この時期にしか見ることのできない光景があるので、その分美しさを感じることができました。
お昼過ぎになると、羽田空港から飛行機が飛んできた音がしたので、八丈島空港に行きました。
地方空港なので、そんなに大きくはありませんが、とてもこじんまりしていました。展望デッキに上ってみると、常に強風が吹いていて、飛行機の運行が大丈夫なのかと率直に思いました。
飛行機は羽田空港に行く便が1日に3往復あり、本数はそれほど多くありませんが、1時間ほどのフライトで到着することができます。
この八丈島空港は、太平洋戦争期には日本軍の飛行場として、零戦の離発着をする重要な場所でした。
そのため、滑走路は戦闘機が飛べるほどの長さになっており、実際の旅客機が離陸する際、エンジン全開のロケットスタートをして飛び立つ光景を見ることができます。
空港を出た後は、海岸沿いをひたすら移動し、南原千畳岩海岸にやってきました。
八丈富士が噴火した際に流れ出た溶岩が海に溜まったことで作られた自然の海岸です。最近では、CMのロケ地として使用されたことで、話題になりました。
たくさんの鳥がいるので、食べ物を持って行く際は、注意しないと大変なことになることが予想されます。
海岸付近に安土桃山時代の武将、宇喜多秀家とその妻の銅像がありました。
流罪になったことで、この八丈島に来たと言われており、最後まで島で生活をしていたそうです。
この日、最後に観光した場所として八丈植物公園です。こちらでは、キョンに出会えることで有名な公園であり、その他にも島の特有な植物や、島に生息する昆虫の紹介などがされています。
植物公園内を撮影してみました。南国特有の植物が多く、首都圏に住んでいるとめったにみることができない貴重な体験をしました。
本土から約290キロほど離れた八丈島では、自然に囲まれた素晴らしい景色を見ることができ、もっと長い時間をかけて見たい島です。
今回で島の滞在1日目が終了です。次回は、島の滞在最終日をお伝えしていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
東京の離島八丈島 part1
こんばんは!uです。
2019年も7月に入り、1年の折り返し地点を通過しました。夏休み前に週末旅ということで、東京都の離島である八丈島に行ってきました。
今回の八丈島旅で、大学の友人の参加とご協力により、友人のご親戚の方の家に、宿泊させていただきました。本当にありがとうございました。
その振り返りをしていきます。よろしくお願いします🤲
大学の講義終了後、私と友人はフェリーに乗るため竹芝桟橋に向けて移動しました。都内の外れから浜松町駅まで約40分の移動、更に帰宅ラッシュに遭遇したため、電車内はものすごい混雑状況でした。
都内で働く方の多さと、東京一極集中の恐ろしさを痛感した時間でしたが、無事に予定通りの時刻に浜松町駅に到着しました。
浜松町駅から徒歩10分で、竹芝桟橋に到着しました。金曜日の夜ということもあり、たくさんの人がフェリーの出航を待っていました。
客層として、釣りをする方や観光客が大半だったように見えました。友人曰く、シーズンの時期より前だったため、6月辺りは空いていると話していました。
今回の旅で、我々が乗船予定の東海汽船のフェリー橘丸です。22時30分出航予定ですが、その前に21時ごろに八丈島からの航行を終えたばかりだそうで、すぐにまた出発すると考えたらすごいことです。
船体は黄色と緑に塗装され、とても目立つため一目でわかります。船自体も大きく、乗り心地は良かったです。
竹芝桟橋付近のコンビニで、夕飯を買いました。この日の夕飯はロースカツ丼を食べました。
食べるのはいいのですが、荒波を航海する予定なので、船酔いをしないか心配でしたが、とりあえずお腹の中に、食べ物を入れときました。
食べている途中、橘丸以外の船が港に戻ってきました。どうやら船内でパーティでもしているようで、とても気になりました。狭い港の中を航行して、我々の目の前に到着しました。
到着した船はさるびあ丸という客船でした。形的に橘丸と似ていますが、こちらの方が古い型の客船になります。1999年に就航したのち、今年から来年にかけて新たなさるびあ丸が就航されるそうです。ちなみにこの日は東京湾の納涼船として運行されていたそうです。
のんびりしているところで、いよいよ出航時間が迫ってきたので、船内に移動します。
今回、我々が利用した部屋として2等和室で八丈島に向かいます。広い部屋に仕切りがあり、一部屋8人ずつ使える形でした。
頭上にはロッカーがあり、中には枕のみのアメニティグッズがあります。毛布を利用したい場合は、船内でレンタルすることができます。
出航してすぐ、レインボーブリッジが見えてきました。夜の東京湾内の景色は綺麗だと言われていますが、今回の船旅で初めて海から見る東京の夜ということで、とてもワクワクしました。
その後は、横浜港や浦賀水道を通過して、東京湾を抜けて太平洋に抜けていきました。我々も気づいたら部屋で寝てしまったので、起きたらある港に停泊していました。
午前4時50分、橘丸は途中の三宅島、三池港に到着しました。到着前に船内で寝ていたのですが、急に部屋が明るくなったことで、一度起きてしまいました。
眠たかったですが、めったに行ける場所ではないので、デッキから景色を見てみました。雨が降っていてましたが、山がはっきり見ることができ、島に来てるという感覚になりました。
港の反対側は、緑に囲まれている山が連なっていました。雨が強く、波も荒かったですが、雲の間から晴れも見えたりして、幻想的な光景が見られました。
この次に停泊する御蔵島は、海上不良で接岸できないと判断されたそうで、通過することになりました。なので、このまま終点八丈島に向けて出発しました。
ちなみに御蔵島付近は海流が荒れているため、接岸できる確率が低く、停泊できる可能性が低いそうです。
三宅島から3時間30分ほどで、八丈島に到着しました。着いた港は底土港で、島の海上交通の玄関口として、大きな港でした。
港の周りを見渡すと、山に囲まれていて、思ったより坂が多くありました。車がないと移動するのにすごく大変だと心の中で思いました。
我々を降ろした船は、また数時間したら竹芝桟橋へと出航していきました。
次回は、港に到着後から2日目の様子をお伝えします。弾丸で回り、色んな場所に行けたのでご紹介していけたらなと思います。
本日は以上とさせていただきます。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
青春18きっぷ旅のススメ
こんばんは!uです。
きっとこのページを見ているという方は、恐らく一人旅をしたいけど踏み出せずに困っているかと思います。
ちなみに私も、大学3回目の夏休みを迎えることになり、コスト低めの一人旅をしようと考えています!
そこで今回は、鉄道旅に視点を向けて、季節限定のきっぷでコスパ良く行けて、明日7月1日から発売する青春18きっぷを使った旅についてよく利用する私の目線からご紹介していこうと思います!
1、青春18きっぷとは?
名前は聞いたことあるかもしれませんが、どういうものなのかわからない!!という方が多いと思います。そこで青春18きっぷの簡単な紹介と実際のモノをご紹介します!↓
1枚はきっぷとして使い、後の5枚は使用する際の注意などが書いてあります。初めて買った時、きっぷが5枚あるものだと思っていましたが、実際に購入すると1枚のきっぷに5日分があることを知りました。😅
値段は5日間で11850円です。1日分に換算すると2370円なります。また販売、使用可能時期は以下の通りになります。↓
(春期)
販売 2019年2月20日〜3月31日
利用 2019年3月1日〜4月10日
(夏期)
販売 2019年7月1日〜8月31日
利用 2019年7月20日〜9月10日
(冬期)
販売 2019年12月1日〜12月31日
利用 2019年12月10日〜2020年1月10日
2、使用範囲
青春18きっぷが使用できる範囲ってどのくらいなの?って思っている方がいると思います。
基本的に、このきっぷは全国のJR線に適応されます。つまり、JR各社(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州)で使うことができ、販売もしています。
全国のJR線に適応されると書きましたが、中には例外もあります。
・新幹線
・特急列車(地域によって使用できるところもあり)
上記に書いた列車は、青春18きっぷと別に特急券などを購入しなければなりません(場所によって、特急列車しか走っていない区間もある)。また、関東圏に走る在来線グリーン車の場合は、青春18きっぷを乗車券として使用し、別でグリーン券を購入する必要があります。
他にも、災害によって列車の走行が不可能な地域にBRTと呼ばれる代行バスでは、使用できる範囲と使用できないところがあるので、注意が必要です。
1、2の説明から青春18きっぷは、在来線(一部の特急列車、BRT、代行バス)で使用できる季節特別きっぷだということです。コストを抑え、時間をかけて旅をする方にはオススメです。実際に、筆者自身も利用して、一人旅を各地で行なっています。
3、入場の仕方
1番気になるのは、きっぷを持って駅に向かい、本格的に旅が始まるという時に、どうやって入場するの!?となる思うかもしれません。
入場の仕方として、駅の中には自動改札と有人改札の2つがあります。その中で有人改札を利用し、駅員さんからハンコを貰ったらホームに行けるという流れになります。
駅によって、有人改札が開いてる時間が限られてる場合があります。もし、始発の時間に開いてなければ、券売機の近く、あるいは駅構内を探してもらうと、自動発券機があります。そこで券を発行してから入場ができます。
入場する前に、有人改札付近にはインターホンが設置されているので、そちらを押して、事情を説明すれば、入場できます。
4、コース選択
1〜3までは、青春18きっぷのルールについて書いていきました。
ここからは、コース選択について書いていこうかと思います。
①最初は片道1時間30分〜2時間旅
そんなに乗ってられないよ!と思いますが、いつも行くような近場ではなく、いきなり遠くに行っても飽きてしまうので、少し遠い場所に行ってみることから①の時間が良いかと思います。
また、観光する時間も十分に取れることもプラス要素なので、最初のお試しではオススメです。
②慣れてきたら始発列車の日帰り旅
始発列車で行くということは、長距離の日帰り旅になることでしょう。朝早く出て、夜遅くに帰ることが予想されるので、しっかりと計画を立てて行くことがオススメです。
③泊りがけの列車旅
一度はやってみたい泊りがけの列車旅。格安ホテルと青春18きっぷで、コストを低めに抑えて、現地のグルメや観光にお金を回すことができます。
ホテルを選ぶ際には、駅から近い所やアメニティグッズが揃っているかなどで、さらに料金を比較することが大切なので、十分な検討をして自分の予算に合うような選び方をすることがポイントです。
④飛行機、新幹線などの組み合わせ旅
途中まで別な交通機関を使って、その先は青春18きっぷを使用したいということも可能です。
特に、飛行機で移動する際も格安航空券をネットで比較して購入することが重要です。オススメとしては、LCC(格安航空)を利用して移動(ワープ)することです。
また新幹線(北海道新幹線)では、青春18きっぷ利用期間中にオプション付ききっぷがあるので、それを利用して、青森から北海道に行く手段もあります。
5、まとめ
いかがでしたでしょうか?今年の夏休みを濃い休みにする方法として、青春18きっぷをご紹介してきました。
旅の形は人によって違いますが、列車を使って、時間をかけて目的地に行く旅はまた別な素晴らしさがあります。
ぜひ、この夏休みを機に思い切って鉄道旅をしてみてはいかがでしょうか!
過去の私の18きっぷ旅の記事がありますので、そちらの方も見ていただければ、雰囲気を掴めるかと思いますので、ぜひご覧下さい!
本日は以上とさせていただきます。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
茨城探検
こんばんは!uです。
今回は茨城県を旅した時の振り返りをしていこうと思います!
実は茨城県は県の魅力度が6年連続最下位と言われています。関東圏に住む私として、本当なのかという驚きがあり、これはいけないと思ったので今回の茨城旅をしました。
行程として、土浦市、牛久市を中心に観光しました。その様子をお伝えしていきます。
上野駅から1時間ちょっとで、土浦駅に到着しました。夏休みぶりの常磐線快速に乗車したので、うっかり寝過ごしてしまうと、水戸方面まで行ってしまいますが、運良く土浦行きの列車に乗っていたので、ちゃんと目的地に到着することができました。
ここからバスに乗車して霞ヶ浦方面に向かっていきます。
最初に訪れた所は予科練平和記念館に行きました。大平洋戦争期に、土浦市は日本軍の施設があり、訓練施設がありました。そこでは特攻隊の訓練などが行われていたそうで、史料が多く保存されています。
記念館の隣には、陸上自衛隊土浦駐屯地があり、隊員の方が暑い中、ランニングをしている姿が見えました。
こちらは零戦のレプリカです。実際に土浦は、航空部隊の訓練施設を中心としていたため、たくさんの戦闘機が飛んでいたそうです。
こちらは回天です。霞ヶ浦を使って小型潜水艦の特別攻撃の訓練もされていたそうです。
この地域では、終戦近くになると空襲もあり、被害が大きかったと史料に残されていました。史学科で勉強している私として、色々と考えさせられることが多かったです。
記念館を出ると、このような田園地帯が広がっています。この日は日曜日で30度を超える暑い日でしたが、地元の農家の方たちが一生懸命作業されていました。
茨城県は関東地方の中でも農業が盛んな地域で、緑が多く、自然豊かな場所です。スーパーで買い物をしていて、茨城県産の野菜が売られている光景を見ることがあります。広大な農地が広がっていました。
茨城県が誇る日本で2番目に大きな湖霞ヶ浦です。地図で見るとそんなに大きくないように見えますが、実際に見ると広範囲に広がっていて、とても大きかったです。
土浦駅に戻り、駅にある施設で昼食を済ませました。
この日のメニューは、茄子の炒め物の定食を注文して食べました。塩加減も良く、とても美味しかったです。また、利用したいと思います。
その後、牛久駅に移動してバスに乗り換えて牛久大仏を観に行きました。
牛久大仏は、全長128メートルとギネス記録を持ち、とても高い大仏です。駅からバスで30分と少し離れていますが、林の中から突然現れ、遠くから見ても高いというのがわかります。
観光客は日本人の方もいましたが、外国人の観光ツアー客が多くいました。茨城を代表する大仏は、外国人の方も驚いてる様子がありました。
大仏付近に。庭のようなところにたくさんの花が咲いていました。100円ほど払えば花摘みが可能で、持ち帰ることができます。
綺麗に咲いているため、持って帰ることに抵抗があったので、私は花摘みをしませんでした。大仏と花のマッチングは、とても美しかったです。
思ったよりお金の出費が無かったので、帰りは品川駅までグリーン車を使いました。大移動はしませんでしたが、30度を超える暑さで体が疲れてしまったので、リラックスして帰りました。
2つの市に行きましたが、とても満足の行く旅ができました。
〜まとめ〜
魅力度が最下位と言われている茨城県ですが、実際に行ってみると、歴史の勉強ができたり、ギネス記録に名を残した観光地があったりして、私は茨城県が今回の旅で魅力を感じることができました。
今回行けなかった他の観光地も、いずれは行きたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
秘境、土合駅へ。
こんばんは!uです。
前回は、群馬県安中市JR横川駅から碓氷峠に向けて日帰り旅をしたことについて記事を書いていきました。
今回は同じ群馬県ですが、利根郡みなかみ町にあるJR土合駅に行きました。その様子についてお伝えしていきます。よろしくお願いします🤲
ゴールデンウィーク最終日ということで、残念ながらこの時期に青春18きっぷは販売されていないため、関東圏で発売されている休日おでかけパスと、群馬県内及び、埼玉県の一部で取り扱いのあるぐんまワンデー世界遺産パスを利用して行きました。
きっぷだけで、5000円近くかけて行ったのは初めてのことでした。
休日おでかけパスのギリギリ使える駅として、神保原駅で一度、途中下車しました。土合駅はさらに奥地にあるため、さらに北上しなければなりません。
また、ぐんまワンデー世界遺産パスを買う用事もあったので、降りました。
神保原駅がある埼玉県上里町は、とてものんびりして落ち着いてる場所でした。看板に書いてある人物の方は、日本初の女性水上飛行士として活躍された西崎キクさんの出身地がこの上里町でした。
神保原駅から10分ほどで高崎駅に到着しました。1ヶ月ぶりだったので、久しぶりという感覚はありませんでしたが、高崎駅はいつ来ても良い駅だなと思います。
ここから上越線に乗り換えて、水上駅に向かいます。列車の本数はそこそこ多いのですが、途中の渋川駅から草津温泉に行く方が多く、たくさんの乗客がいました。早めに乗らないと席が埋まってしまうので、注意した方がいいと思いました。
途中、水上駅でSLぐんま号が止まっている所を横目で見ながら2つ先の土合駅に向けて長岡行きの列車が出発し、5分ほどで到着しました。
高崎〜水上間はそれなりに本数が多いのですが、水上〜長岡間は、1本列車が行ってしまうと2時間ほど次の列車が来ないことが多いので、時間の確認をしてから行かれることをオススメします。
こちらの列車は、水上〜長岡間を走る129系です。新しい車両で、車内はとても綺麗なイメージがあります。以前乗ったのは、東北地方を旅した昨年の夏休み以来だったので、久しぶりの乗車でした。
こちらが土合駅名物の階段です。486段ある階段を見に来る大勢の観光客がいました。ですが、その半分ぐらいが上越線で来たのではなく、車で来てる方が多くいました。
駅を見に行くには電車を使うほうが良いと思いますが、それぞれの旅の形があると思うので、そこら辺は自由でも良いかなと思います。
階段の手前にある看板です。ゆっくり階段を上がると10分ほどかかりますが、私は一気に駆け上がったので、すぐ着きました。
また地下のホームにいて思ったことは、少し肌寒い感じがしました。地下奥深い所は気温が低く、外との温度差があるので、駅舎を出た時は暑かったです。
自然の中に作られた駅は、思っていた以上に独特な雰囲気があり、一度は行ってみる価値がある場所です。
駅の通路から見える湯檜曽川です。谷川岳の山々にはうっすらと雪が積もっているのがわかります。川の水の色は、透明でとても美しかったです。
都会のビル群ばっかり見てる私からしたら、自然に触れることができ、疲れが回復するような光景を見ることができました。ちょっとしたリフレッシュ気分で訪れてみてはいかがでしょうか?。
通路を進んでいくと、ドアに何か文字が書いてありました。462段登ったというのに、まだ階段があるみたいです。最後の24段を登りきって、486段登ったことになります。
もう一息、頑張って階段と戦います。。。
駅を出て、湯檜曽川沿いに出てきました。こちらの通路は先程歩いた階段の途中の通路です。外から見るとトンネルの中につながっているように見えますが、実際は長い階段が続いています。
自分でも、よく登ってきたな〜と思います。
駅舎はなかなか大きかったです。谷川岳の登山客が多く訪れるこの駅は、山登りシーズンになるとたくさんの方が利用し、待合室も広めに作られています。
続いては、上り方面のホームに行きました。水上駅に戻るための列車が来るまで時間があったので、あちこち散策してました。
地下にあるホームも良いですが、地上のホームも山々に囲まれていて、とても美しい景色を見ることができます。
湯檜曽駅方面を撮影しました。元々の土合駅は、単線区間だったため、地上ホームのみが利用されていました。
昭和40年代ごろから複線化の工事が始まり、下り線は隣の湯檜曽駅から地下に線路を増設したことによって、山の中をそのまま突っ切る形になって土合駅も地下にホームが作られたそうです。
鉄道の歴史を勉強していくと、面白い発見ができるので、楽しいですね。
以前の東北旅の際、夜にこの付近を通ったため、外が真っ暗で何も景色が見えない暗闇の中を走ったので、今回は日中に来ることができてよかったです。
空気もとても良く、また明日から頑張ろうと思わせてくれる美しい景色とも出会えて最高のゴールデンウィーク最終日となりました。
水上行きの列車がやってきました。滞在時間は1時間もいませんでしたが、短い時間でも楽しむことができました。
また都会に戻って普段の生活に戻ると考えたら少し悲しいですが、日帰り旅のため時間に制約があるのは仕方がないことなので、大人しく帰ります。
お昼ご飯もろくに食べていないので、高崎駅に着いたらコンビニで食事を済ませようかと思います。
朝も早かったので、帰りは贅沢に帰ろうと思い、熊谷駅から特急草津に乗って一駅だけ楽をしました。
特急券を買ったのは良いのですが、ゴールデンウィーク後半ということで、席に座れるかわかりませんが、とりあえず乗ることに決めました。
草津がやってきました。ここで私の不安が的中しました。自由席は満員で、座ることができませんでした。なので通路に立って大宮駅まで乗車しました。
特急列車は早いもので、あっという間に大宮駅に到着しました。普段から普通列車に乗っているため、時の流れが早く感じました。
これも旅の面白い出来事として、良い思い出になりました。その後は、無事に家まで帰ることができました。
〜まとめ〜
今回は、土合駅に行ってきました。面白い構造をした駅ということを知って、ゴールデンウィークという長期休みを使って行きました。
自然豊かな場所に行き、美しい景色を見ることができ、また天気も良くてお出かけ日和となった1日だったと思います。
秘境の地に行くのは、決して楽なことではありませんが、行く価値はあると思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
碓氷峠を歩いてみた in青春18きっぷ
こんばんは!uです。
先日の四国旅のまとめが終わりましたが、今回は四国旅で余った青春18きっぷの1日分を消化すべく、群馬県安中市にある、碓氷峠に行ってきました。
その様子をお伝えする記事を書いていきます。よろしくお願いします🤲
今回の旅も一人旅ではなく、四国旅に来てくれた大学の友人ではない別の大学の友人が同行してくれました。新宿駅で待ち合わせた後、高崎駅で信越線に乗るため、乗り継ぎ時間がかなりあったので、昼食にしようと思い、友人は群馬県の名物駅弁釜めし弁当を、私は節約ということで、家でおにぎりを握って食べながら列車を待っていました。
1時間ほどして、信越線に乗車して終点の横川駅に到着しました。思ったより時間はかからず、乗客もそれなりに乗っていました。着いた頃の天気は綺麗な青空に変わっており、群馬の山々が美しく見えました。
ここから今回の旅のメインである、旧信越線の眼鏡橋を目指して、山道を歩いていきます。橋までは歩いて1時間ほどかかるみたいで、割と良い運動になりそうです。
改札を抜けると、小さな駅舎があります。この日は平日だったため、観光客が我々のみという状態で、撮りたい写真が撮り放題という感じでした。
こちらの横川駅は、関東の駅百選に選ばれている駅であり、北陸(長野)新幹線が開通するまでは、大いに賑わいを見せていました。
また碓氷峠の急勾配な坂を越えるために、列車の後ろと前に電気機関車を連結させる重要な駅として、使われていました。
駅を出てすぐのところに、碓氷峠鉄道文化むらが見えます。旧横川機関区の廃止や信越線の横川止まりに伴い、鉄道のテーマパークが作られました。
私も幼い頃に行ったきり、行く機会が無かったので久しぶりに見れてとても嬉しかったです。この日は、休館日だったため中に入ることはできませんでした。
廃線跡のハイキングコースを歩いてすぐのところに、碓氷峠鉄道文化むらの中に保存されている列車が多く展示されています。
中には、ボロボロになった列車も保存されていましたが、それらを見ると歴史を感じることができました。今度は開館日に合わせて、行きたいと思います。
ここから、本格的に急勾配の坂を登っていきます。訪れた時期として4月前半だったので、桜が咲いていました。沿線沿いに桜の木が1列に並んでいて、美しい光景を見ることができました。
ハイキングコースを少し歩くと、大きな橋が左前方に見えてきました。
こちらの橋は、上信越自動車道が通っている橋です。この橋を通っていくと、軽井沢や上田方面に抜ける主要な高速道路です。急勾配の山に道路を通すのもすごい技術だなと思いながら、廃線跡を歩いていきます。
直線をずっと歩くと、レンガ造りの建物が見えてきました。こちらは旧丸山信号場です。明治時代に、碓氷峠を越えるため線路を通す際に建てられた信号場です。
国鉄時代にも活躍をしていた場所であり、1966年まで使われていたそうです。近代日本の輸送力を大幅にアップさせた1つの路線であり、現在では碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に登録されています。
さらに奥へ歩いていくと、トンネルが多くありました。中は薄暗く、涼しい風が吹いていたので不思議な感じがしました。トンネルとはいえ、坂を登っている感覚があり、足が段々と疲れてきていることがわかります。目的地は、あと1キロほどでまだ先が遠いです…。
2、3つのトンネルを抜けると、突然視界が開けてきました。もうすぐゴールなのか!と思いましたが、マップを確認したところ、さらに先でした。
こちらの区間は、カーブ状に坂を登っているので、付近の道が相当複雑だったに違いないと思います。このカーブを曲がると、大きな湖が見えてきました。
この湖は碓氷湖です。付近は公園のようになっており、綺麗に整備されていました。こちらの湖は、利根川水系の湖であり、1958年に建設されました。山奥を旅する時は、ほとんどの確率で湖を見る機会が多いので、今回も見れてとても良かったです。
碓氷湖まで近づいたことで、ゴールの眼鏡橋はもうすぐなので、頑張って歩いて行きました。
前方のトンネルを抜けたらなにやら大きな橋が見えてきました。これが眼鏡橋です。ついにゴールに到着しました。下を少し覗いてみると、思った以上に高さがあり、景色も非常に良かったです。
早速、行く前に写真で見た橋の全体の景色を見に、下に降りてみます。
その前に階段を降りている途中、このような看板がありました。この付近には、山ヒルが多く生息しているらしく、山道を歩いていると被害に遭う可能性が高いので注意して歩いた方がいいとのことです。
あと、熊も出没するみたいです。特に冬眠の時期が終わる4月ごろは、熊たちがエサを求めて山を降りてくるようなので、特に注意が必要です。
ちなみに、我々が行った時は遭遇しませんでしたが、注意をして歩きました。
そんな看板を見ながら階段を降りてみると、立派な眼鏡橋を見ることができます。碓氷峠の鉄道を通す工事が行われた明治時代に作られた橋で、レンガを丁寧に積み上げて作られました。
急勾配なため、ただの線路では登るには厳しかったため、線路の真ん中にもう一つ線路を敷くアプト式を採用しました。そのぐらいこの碓氷峠の坂は、標高が高く、鉄道を通すにはかなりの負担があったんですね。
ちなみに眼鏡橋の上の道は平坦ではなく、少し傾斜がついていました。
眼鏡橋を見た後は、横川駅に戻ります。行きは登り坂だったので、1時間ほどかかりましたが、帰りは降り坂だったので50分と10分短縮して戻ることができました。
都会のビル群から自然を感じるために山奥まで来て、友人にはたくさん歩かせてしまいましたが、とてもいい運動になったと言っていました。
あっという間に帰りの電車の時間が来たので、信越線に乗って高崎に向かいます。
少し寂しい感じがしますが、横川駅を後にし、列車は出発しました。その後は、新宿で食事をして帰りました。
〜まとめ〜
今回は私の勝手な思いつきで、家を飛び出して碓氷峠にやってきました。弾丸で行きましたが、見たい場所やモノを見れたので良かったです。
また友人には、山道を1時間も歩かせてしまい、色々と申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、楽しんでいただけたようで、一緒に行けてよかったですし、良い思い出ができました。
今後、この記事を読んで碓氷峠に行かれる際は、歩きやすい靴や格好、飲み物は必須です。
また、熊や山ヒルが出る可能性もあるので、対応できるグッズがあると安心して旅ができると思います!
今回は以上とさせていただきます。次回も投稿していきますので、ご覧ください。また過去のpicもあるので、そちらもよろしくお願いします🤲
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
青春18きっぷ旅 in四国part5
こんばんは!uです。
前回、高知駅から長距離移動をして途中、インスタ映えスポットの下灘駅に寄り、四国旅の終点松山駅に到着しました。
今回は四国旅最終回ということで、松山市内を1日観光した様子から成田空港に戻った記事を書いていきます。よろしくお願いします🤲
旅の最終日、最初に訪れた所は「坂の上の雲ミュージアム」です。
明治時代に活躍した伊予松山藩出身の、正岡子規 秋山真之 秋山好古の3人が有名です。彼らに関する資料をはじめとして、愛媛県の歴史や明治時代の教育、文化など様々な情報を得ることができる博物館です。
博物館の建築様式も独特で、柱の無い階段はめったに無いものらしく、建築家の安藤忠雄さんによって造られたそうです。とても綺麗でおしゃれな建物でした。
次に、坂の上の雲ミュージアムから歩いて松山城に行きました。この時期は桜が満開で、坂を登った所ではお花見を楽しむ方々がいました。天守閣に行くためには、急な坂を登らないと行けませんが、景色はとても良くて、登る価値は絶対にあります。
天守閣からみた瀬戸内海方面です。この旅は天候にすごく恵まれているため、この日も快晴でした。城が高台にあるため、全角度から見る景色はとても美しく、記憶に残る素晴らしい光景でした。
手前の桜並木が並ぶ道は、私たちが登って歩いてきた道です。
春休みのため、たくさんの観光客が天守閣付近を散策していました。写真の奥に見える街並みは、おそらく松山市内の中心地でしょうか。高いビル群が並んでいるので、繁華街であることは確実です。
天守閣から降りて、近くに大きな堀があったので、そこから松山城を撮影しました。こう見ると城の天守閣は、相当な高台にあることが一目でわかる一枚です。
ちょうど時間的に、正午手前だったので昼食を食べようと飲食店を探して、近くのラーメン屋で昼食を済ませました。
午後は、松山市内でも最も有名な観光地に行くため、帰りの時間に間に合うように、急いである場所へ向かいました。、
行き先表示が出てしまったいますが、道後温泉に向かいます。路面電車に乗車しますが、車内は混雑していて、半分が外国人観光客でした。
車両数も少ないため、始発の駅で乗らないと座れない可能性が高いことがわかりました。ですが、路面電車に乗れる機会は、私の地元には無いので、新鮮さがありました。
終点の道後温泉に到着しました。駅舎はとても立派で、多くの乗客はこちらの駅で降りて、温泉の方に向かっていました。
駅を出てすぐの所に、アーケード状になった商店街がありました。そこでは、愛媛県のご当地名物の販売やお土産屋が並んでいました。
さらに奥へ進んでいくと、道後温泉本館に着きました。建物の外観を見ると、歴史を感じる古い建築様式となっており、屋根にはたくさんの瓦が並んでいるのを見て、友人と感動していました。
真ん中に火の鳥のようなものが飾られています。ちなみに道後温泉本館は、入浴することができます。大人410円、子供160円と安値で入ることができます。
私も最初、入ることができないと思ったのですが、意外にも入場することができたので、旅中にゆっくり湯船に浸かることができなかったので嬉しかったです。
中は昔ながらの銭湯になっており、1つの大きい浴槽が真ん中にありました。本当に昔を感じさせる温泉で、とても面白かったです。
入浴後には、施設の近くにあるカフェのような所でサイダーを購入して飲みました。この日は気温が高めだったので、温泉で汗を流したあとの冷たいジュースがとても美味しく感じました。
風呂上がりの一杯は、人を幸せにしてくれる最高の飲み物だと思いました。サイダーの料金は400円程度だったと記憶しています。
帰りがけに、道後温泉駅付近に停車していたぼっちゃん列車を見ることができました。昔からこの列車の存在は知っていましたが、いざ目の前で見ると迫力がありました。
松山市内を走る小さな機関車は鉄道ファンをはじめとして、たくさんの方に愛されている列車なのではないかと思います。
こちらには乗車しませんでしたが、我々が行った日は常に満席状態で、予約が取れませんでした。
またの機会に乗れることを願います。
松山駅に戻ってきました。ここから松山空港に向かって、飛行機で成田空港に帰ります。この時、私たちはこの後の最悪な事態をまだ知りません。とにかく無事に帰ることだけを願いながら空港に向かいます。
空港に着いた所、私たちが乗る飛行機が機会トラブルの影響で1時間半〜2時間の遅延が発生していて、松山空港で足止めになりました。
ようやく来た飛行機に乗った私たちは、5分遅れで成田空港に着いたので、なんとか大丈夫と思いました。また成田空港から乗る総武本線の終電列車に間に合いました。
ですが、新小岩駅で人身事故が発生しました。友人は家に帰れたのですが、私は帰ることができず、総武本線は横浜方面まで行かずに東京駅で止まってしまったので、東京駅付近のカラオケボックスで始発の列車を待ちました。その後、始発の列車に乗って無事に家に帰ることができました。
〜まとめ〜
今回の旅は、初めての寝台特急を使ったり、四国4県を回るなど、初めてづくしの旅でした。
いつもは一人旅でしたが、大学の友人と行ったことによって、今までで一番濃い旅だったと思います。友人には感謝の気持ちでいっぱいです🙌
5日間の振り返りを今回で終了します。これからも旅は続けていくのでその振り返りもやっていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。